松岡修造が教えた錦織の快勝を分析、ジョコ沈めた世界一のバックハンドとは?







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テニス全米オープン第13日男子シングルス準決勝  錦織圭3―1ノバク・ジョコビッチ


日本中が錦織圭の勝利に沸いた!酔った!

凄い試合をしてくれたものだ。テニスを知らない人にも大きな共感を

与えたことだろう。


世界王者が全く王者らしくなくなってしまった。

そうさせたのは圭のテニスだった。

世界一の守備力を誇るジョコビッチに対して、その守備力を完全に上回る攻撃力。

想像力を発揮して何もさせなかった。

あれほど動きの止まってしまったジョコビッチはここ数年見たことがない。

今大会は調子もよかったはずだが、試合が終わった時には

「おまえのテニスの方が上だったよ」と圭に声をかけたのではないだろうか。


この日の圭のストロークは5月のナダル戦を思わせるほどよかった。

どんどんベースラインの内側に入って仕掛けていく。

あそこまでコートの内側に入ってバックハンド、ドロップショット、スピンを

打っていける選手は今までにいなかった。

あえて挙げるとすればフェデラーだろうが、フェデラーに圭ほどのバックハンドの良さはない。

以前、錦織を松岡修造は手ほどきをしていた。

当時から錦織は天才肌だったそうだ。カラダは決して大きくはなかったが

その小さなカラダから放たれるボールは、群を抜いていたという。


ジョコビッチもバックハンドのストロークを得意としているが、それ以上に

この日の錦織の圭のバックハンドは間違いなく世界No.1だったと。

松岡もできなかったまさに攻撃的なテニスを教え子でもある錦織は、大舞台で

これでもかと多くの観衆の前で見せ付けたのだ。

そのスタイルはかつてないほど攻撃的で、日本人でなくてもファンになる

ようなテニスだった。世界のテニスを変えてしまった、と言えるほどだ。



松岡 修造・・・

東京都出身の日本の元男子プロテニス選手、

テニス指導者。身長188cm、体重85kg。

右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

ATP自己最高ランキングはシングルス46位、ダブルス95位。

ATPツアーでシングルス1勝、ダブルス1勝を挙げた。

日本のテニス選手としては大柄な体躯から繰り出される威力の高いサービスショットを

最大の武器とした典型的なビッグサーバータイプの選手の一人であり、

1995年ウィンブルドン選手権で日本人男子として62年振りのシングルスベスト8に

進出した人物である。

阪急電鉄や宝塚歌劇団などの阪急東宝グループ創始者の小林一三の孫で、

後に東宝第11代社長となる実業家の松岡功と宝塚歌劇団星組元男役スター

であった千波静との間に三人姉弟の次男として生まれる。

父親の功は元テニス選手であり、甲南大学在籍時に全日本学生テニス選手権大会で単複優勝し、

デビスカップ日本代表に選出。

1955年の全日本年間ランキングでは宮城淳と加茂公成に次ぐ3位を記録する国内トップ選手の

一人であったものの、家業を継ぐため大学卒業を機にテニスとの関わりを一切絶ち、

自身のテニス選手としての過去を子供達にも全く話さなかった為、松岡はテニスを始めた

当初、父がデ杯代表選手であったことを知らなかったという。


錦織は子供の頃、松岡の熱血指導をうけ、そして一人アメリカへ渡り

いまの力を築き上げてきた。これから彼の快進撃が続くことだろう。





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