米アップルは新型スマートフォン「iPhone6」の画面にサファイアガラスの
搭載を見送り、多くの消費者、関係者をがっかりさせた。
ひっかき傷に強いこの素材は、製造上の課題やコスト高にもかかわらず、
徐々にモバイル端末に浸透しつつあるのも事実。
アップルは昨年11月、米国に拠点を置きサファイア結晶を手掛ける
GTアドバンスト・テクノロジーズと提携しており、アイフォーン6の公表を控えた
ここ数週間には一部モデルで画面保護のためにサファイアガラスが使われる
との観測が広がっていた。
アップルは同社初のスマートウォッチにサファイアガラスを採用すると発表。
アイフォーンのカメラ用レンズとアプリの切り替えなどに使うホームボタン
にも引き続きサファイアガラスを使用するが、アイフォーンの画面については
採用の是非や時期について一切明確にすることはなかった。
中国の華為技術(ファーウェイ)では先週、大手携帯電話メーカーで初めて
サファイアガラスの画面カバーを採用すると発表し、高級機種の限定版と
して発売することを明らかにした。
サファイアグラスは自然界ではダイヤモンドに次いで固い素材。
LED照明や高級宝飾品、潜水艦の窓などの軍用装備品に利用される。
中古携帯電話の買取サイト、ユーセル・ドット・コムの最近の調査によると、
アイフォーン6に最も期待する機能は、他の画面保護材に比べて繊細な
タッチに対応するサファイアガラスだった。
JPモルガンは、サファイアガラスのスマホ画面への採用は当初は
少ないものの、来年に何度かにわたり増えるとみている。
アップルを押さえ、中国側のサファイアグラス採用がどの程度のレベルの
ものなのか、注目したいところ。ただコピーが蔓延している国だけに
国内需要のみがターゲットと見られる。
この記事へのコメント